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東海エリア 三重県

産地:四日市市、鈴鹿市、亀山市、松坂市、大台町
銘柄:伊勢茶、松阪茶、鈴鹿茶
お茶の種類:かぶせ茶、煎茶(普通蒸し、深蒸し)、茎茶、玄米茶、ほうじ茶、紅茶、フレーバーティーなど

伊勢茶
三重県はかぶせ茶の主要産地です。三重県で生産されているお茶は総称して伊勢茶と呼ばれていますが、松阪茶や鈴鹿茶など茶産地ごとの銘柄もあります。
古文書によると900年代に水沢町の飯盛山浄林寺(現・一乗寺)でお茶の栽培がされ、明恵上人がお茶の実を伊勢の川上に植えたという記録があります。

四日市市茶業振興センター 伊勢茶(2018年6月)

かぶせ茶
かぶせ茶は、摘み取り約2週間前に寒冷紗と呼ばれる黒色の化学繊維の布を茶園全体に覆います。寒冷紗で日光を遮ることで、苦味成分のカテキンが少なく、うま味成分のテアニンが多いお茶になります。四日市市にはかぶせ茶カフェがあり、品種の違うかぶせ茶の飲み比べやかぶせ茶を使ったスイーツがいただけます。

四日市市水沢のかぶせ茶の茶畑(2018年6月)

四日市市、かぶせ茶カフェのみくらべ膳お菓子とあられ茶漬け付き(2018年6月)

松阪茶
松阪市飯南町には広大な茶畑が広がっています。松阪茶は主に深蒸し煎茶を作っています。
飯南町には飯南茶業伝承館や日本茶カフェがあります。松阪市の飯南茶業伝承館では現在と昔の製茶機械が展示されています。

松阪市飯南茶業伝承館(2018年6月)

松阪市飯南町の茶畑(2018年6月)

明治・大正時代の日本茶輸出の立役者、大谷嘉兵衛
松阪市出身の大谷嘉兵衛(1844-1933)は、19歳で横浜市の「伊勢屋」で奉公し製茶貿易に携わり、その後、伊勢屋を出てスミス・ベーカー商会で働き始めました。独立し海外に製茶を売り込む仕事を始めました。1872年に「製茶改良会社」を設立し当時粗悪化しつつあった日本茶の品質向上に尽力しました。その後、「日本製茶株式会社」を設立し、当時外国人商人によって行われていた日本茶の輸出を、日本人が直接輸出できるようにしました。
中央茶業組合本部(現社団法人日本茶業中央会)の設立への参画、輸出茶にかかる関税の撤廃運動など、日本の製茶業と輸出業に多大な貢献をしました。

松阪市飯南茶業伝承館(2018年6月)

サイトCHAMART内記事「日本のお茶の生産状況」「日本のお茶 三重県」「お茶の種類 かぶせ茶」「博物館 & 公園 松阪市飯南茶業伝承館

お茶関連施設:
マルシゲ清水製茶 かぶせ茶カフェ http://marushige-cha.jp
四日市市農業センター茶業振興センター
https://www.city.yokkaichi.mie.jp/farm/about/center.html
松阪市 松阪市飯南茶業伝承館
https://www.city.matsusaka.mie.jp/soshiki/32/dennshokann.html

お茶のゆるキャラ:
茶柱タツ(伊勢茶推進協議会)
すずか茶ん(一般社団法人鈴鹿青年会議所)
ちゃちゃも(松阪市)

松阪市飯南茶業伝承館(2018年6月)
ちゃちゃものイラスト入りのペットボトルの松阪茶

焼き物:萬古焼、伊賀焼

サイト内関連記事「お茶の種類 かぶせ茶 」「かぶせ茶カフェ

参照:
松下智 (平成3年) 日本名茶紀行 (初版) 雄山閣出版
高野實・谷本陽蔵・富田勲・中川致之・岩浅潔・寺本益英・山田新市 (2005) 緑茶の事典 (改訂3版) 柴田書店
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
松阪市飯南茶業伝承館「大谷嘉兵衛肖像」説明文

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