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歴史を揺るがすお茶
イギリスとお茶が関わっている世界史に残るは事件が2つあります。それはボストン茶会事件(1773)とアヘン戦争(1840 – 1842)です。
ボストン茶会事件
イギリスが植民地支配をしていたアメリカに対してお茶に重税をかけたことで、それに不満を持ったボストン市民の一団が起こしたイギリスへの反抗運動がボストン茶会事件です。ボストン港に入港していた、茶葉を積んでいたイギリス東インド会社の船に乗り込み、積荷の茶箱を海に投げ入れました。このイギリスへの反抗運動が広がり、アメリカ独立戦争(1775 – 1783)へ発展していきました。
アヘン戦争
イギリスが中国から輸入するお茶が激増し、イギリスは支払いの銀が不足したため代わりにインド産のアヘンを中国に売りつけるようになりました。中国国内ではアヘン中毒者が増え清王朝がアヘンを取り締まりイギリスとの通商を禁じたことで、イギリスが軍を派遣し戦争が起きました。イギリスが勝利し、清王朝にとって不平等な「南京条約」が締結され通称が再開しました。その後、イギリスは中国よりインドからお茶を多く輸出するようになり、また中国はイギリスよりロシアにより多くお茶を輸出するようになりました。
(1773)と植民地支配していた時にお茶に重い税金をかけお茶が関係する世界史に残る2つの事件と戦争があります。