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カフェ&レストラン

粟ヶ岳かっぽしテラス(静岡県掛川市)

CHAMART

2019年、静岡県掛川市東山の粟ヶ岳山頂に、2階建ての「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス(愛称 かっぽしテラス)がオープンしました。
1階にはカフェスペースがあり、東山茶やランチがいただけます。2階のパノラマテラスからは、広大な茶畑が眼下に広がります。また、天気の良い日は、富士山、伊豆半島、駿河湾、南アルプス、富士山静岡空港が一望できます。冬の晴天の日は、かなり高い確率で富士山を見ることができます。
1階から2階へはスロープで行くことができます。

深蒸し煎茶の東山茶と東山茶を使った羊羹(2020年11月)

粟ヶ岳山頂から見た富士山(2018年1月)


茶草場農法は、静岡県で伝統的に実施されてきた、環境と生物多様性を守る循環型農業です。茶畑の周辺に生えているススキやササを刈り茶畑の畝間に敷きます。2013年に世界農業遺産に認定されました。茶畑周辺のススキやササなどが生えている草地を「茶草場」、ススキやササを「茶草」と呼びます。
毎年12月になると、東山のお茶農家の人たちが、茶草場テラスの前に翌年の干支を茶草で作っています。

2021年の茶草の干支の寅

茶畑ハイキング
標高は532mの粟ヶ岳の登山口から山頂までは、車で約15分です。山頂までの車道は狭いため、お正月、ゴールデンウィークなど混雑時は、時間制で上りと下りの片側交互通行になります。
山頂へはハイキングがおすすめです。登山口から粟ヶ岳の山頂まで4kmで、登山道を歩いて約1〜1.5時間です。

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茶文字
粟ヶ岳の斜面の茶文字はヒノキ約千本で形作られており、一辺が約130メートルあります。昭和7年(1932)に、地元の人たちが、東山茶を広めるために、松を植え茶文字を作りました。しかし、マツクイムシで松が枯れたため、昭和58年(1983)にヒノキに植え替えられました。

粟ヶ岳の茶文字(2021年8月)

粟ヶ岳(2021年12月)

住所:静岡県掛川市東山1051-1 粟ヶ岳頂上
最寄駅:JR掛川駅から東山線のバスに乗り、東山で下車。掛川駅から東山まで約33分。東山のバス停は、東山いっぷく処の前です。東山いっぷく処から山頂までは車で約15分、徒歩約1から1.5時間
営業時間:10:00~16:00 (ラストーオーダー15:00)
定休日:月曜日 その他荒天時はお休み、多目的トイレは常時利用可能
駐車場:あり
1階から2階へのスロープあり

*CHAMARTとご縁があったお店を紹介しています。本サイトでご紹介した情報が変わっている場合や、臨時定休日もあります。そのため、お店を訪問される際は、営業日・時間、アクセス等の詳しい情報について、お店のサイトをご確認下さい。

掛川バスサービス 東山線
http://www.kakegawabus.co.jp/timetable/higashiyama_higashiyama

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