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カフェ&レストラン

レストラン1899お茶の水(東京都)

CHAMART

レストラン1899お茶の水は、「茶を食す」和食レストランです。
1899年創業の龍名館は、旅館時代から会席料理を提供していました。2014年に、旅館を起源とするホテル龍名館お茶の水本店のメインダイニングとして、旅館時代から培ってきた会席料理にお茶の要素を取り入れた日本茶レストラン、レストラン1899お茶の水が誕生しました。
2018年には、東京都新橋に日本茶をコンセプトにしたホテル1899東京が開業しました。

ホテル龍名館お茶の水本店(2024年3月)

お茶の水
JR御茶ノ水駅聖橋口からレストランまでは、歩いて約3分で行けます。レストラン周辺には、日本正教会の大聖堂・通称「ニコライ堂」があり、また緑豊かな街路樹が、異国情緒を醸し出しています。
千代田線など地下鉄の駅からレストランまでは徒歩1分ですが、お天気の良い日は、JR御茶の駅聖橋口から歩いてレストランへ行き、バルコニー席で食事をするのがおすすめです。

日本茶
食事と一緒に日本茶、そしてカフェタイムには宇治抹茶、深蒸し茶、ほうじ茶、和紅茶、玄米茶、日本茶ラテなどをいただくことができます。1899オリジナルブレンドの六煎茶は、日本の6つの名産地のお茶をブレンドしています。日本茶ラテは、抹茶、深蒸し茶、ほうじ茶、和紅茶の4種類(冷・温) あります。

温かい4種のラテ (写真提供:レストラン1899お茶の水)

日替わりでお茶の種類が変わる「本日のお茶」は少しお得な価格設定になっています。筆者がレストランを訪問した日の「本日のお茶」は、「和紅茶 x 甘草」でした。和漢方の甘草がブレンドされたやさしい甘味の紅茶でした。

本日のお茶「和紅茶 x 甘草」 (2024年3月)

抹茶ワインと抹茶ビール
ランチタイムには抹茶を使用したワインとビール(ノンアルコールビールもあります)、ディナータイムには、ほうじ茶アップル、六煎茶モヒート、煎茶翠ジンソーダなどお茶を使ったカクテルとモクテル(ノンアルコールカクテル)などを提供しています。
抹茶ワインと抹茶ビールは、それぞれバランスよく抹茶がブレンドされており、時間をかけて飲んでも抹茶がグラスの底に沈澱することなく、抹茶とお酒の融合を楽しむことができました。
お茶以外の飲み物も提供しているので、お茶創作料理は食べたけど、お茶は苦手という人でも大丈夫です。

抹茶ビール (写真提供:レストラン1899お茶の水)

ランチ
ランチは、お茶の持つ栄養面や健康面をテーマにタンパク質やビタミン、食物繊維が十分に摂れるメニューになっており、抹茶味噌の鯛茶漬け、茶美豚丼、1899和出汁キーマカレー、週替わりランチを提供しています。

日本茶を使った懐石料理「茶寿膳(ちゃじゅぜん)」
ランチタイムには、事前予約制で茶寿膳をいただくことができます。
茶寿膳の食前茶、6種類の小鉢、焼き物、煮物、ご飯、甘味には、すべて日本茶が使用されています。
茶寿膳のメニューは季節によって変わります。
本記事の茶寿膳のメニュー:
食前茶 水出し玉露、玉手箱 和紅茶桜海老真丈・うるいの茶浸・白魚玉子豆腐抹茶味噌・抹茶ポテトサラダ・豚ヒレ肉のほうじ茶ロースト、焼物 国産牛ステーキ・銀鱈の緑茶焼き、煮物 鶏つくね煮物、食事 真鯛胡麻茶漬け、甘味酒茶ケーキ

「茶寿膳」(2024年3月)

煎茶、抹茶、和紅茶、ほうじ茶を使っており、日本茶とお茶創作料理の多様性に驚きます。ほうじ茶のご飯は、最初にそのままで食べ、その後真鯛をのせてお茶漬けにして食べられます。品数は多いですが、少量ずつなので、食べ残すことなく最後まで食事を堪能できます。

「茶寿膳」玉手箱 の中の6つの小鉢(2024年3月)

甘味の抹茶とほうじ茶の酒茶ケーキは、一見普通のパウンドケーキに見えますが、一口食べるとその生地のしっとりした感触に驚きます。もっと食べたくなるケーキです。

抹茶とほうじ茶の酒茶ケーキ(2024年3月)

アフタヌーンティー
午後2時半からカフェタイムになり、日本茶を使ったスイーツやアフタヌーンティーをいただくことができます。
1899 アフタヌーンティープレートは、一皿の上に抹茶塩でいただく天ぷらと数種類の日本茶を使ったスイーツが少量ずつ盛られています。たくさんの種類を一度に食べてみたい人には、このアフタヌーンティーがおすすめです。アフタヌーンティーのメニューも季節によって内容が変わります。

1899 アフタヌーンティープレート(2024年3月)

ディナー
「茶を食す」をコンセプトに、お茶と旬の素材を使った創作料理をハイティーやコース料理で提供しています。
ハイティープランは、お茶の創作料理とデザートが少量ずつ提供されます。また4種類のノンアルコールカクテルと日本茶が飲み放題です。料金を追加することで、抹茶ビールなどアルコールの飲み放題に変更することが可能です。ハイティープランと季節のお茶料理コースも、季節によってメニューの内容が変わります。

ディナー (写真提供:レストラン1899お茶の水)

アフタヌーンティーとハイティー
アフタヌーンティーとハイティーはどちらもイギリスで生まれたお茶文化です。アフタヌーンティーは、上流階級の人たちの午後遅めの時間のお茶とおやつですが、ハイティーは労働者階級の人たちのお茶と一緒にいただく夕食でした。

日本茶セミナー1899ティーカレッジ
1899では、お茶の生産者や各分野の専門家を招き、日本茶のセミナーを実施しています。
お茶の美味しい淹れ方、日本茶とスイーツのペアリング、日本各地のお茶の試飲体験会など、テーマはさまざまです。また、これまでに埼玉県狭山茶の新茶お茶摘みバスツアーも開催されました。


1899ブランド
店内には、1899ブランドのお茶、タンブラー、ミニタオルなどを販売しています。オンラインショップもあり、ホテル1899東京で使用されている、お茶を使用したバスアメニティのセットも販売しています。

1899ブランドのタンブラーとタオル (2024年3月)


ホテル1899東京

レストラン1899お茶の水はお茶を食すことで日本茶を楽しめます。
一方、新橋にあるホテル1899東京は、空間と体験を通して日本茶を楽しむことができます。ホテルの随所に日本茶を体験できる仕掛けが施されています。
ロビーには茶釜があり、チェックイン時にはスタッフが日本茶で迎えてくれます。抹茶を希望すると、スタッフがゲストの目の前で茶釜からお湯を汲み茶筅で抹茶を点てくれます。
現在は、チェックイン時以外でも、以下の時間帯にロビーで抹茶、煎茶、季節のお茶を何度でもいただけます。
8:00~10:00:抹茶、15:00~22:00:抹茶、煎茶、季節のお茶 (2024年3月時点)
また、客室には数種類のお茶が用意されており、滞在中存分に日本茶を堪能できます。

ティーカウンターでの抹茶 (2018年12月)

ロビーも客室も日本茶を感じさせる装飾になっており、客室のランプは茶筅のデザインです。ボディーソープとシャンプーも日本茶入りでした。

茶筅のデザインのランプ(2018年12月)

ホテルの1階の日本茶専門カフェ「CHAYA 1899 TOKYO」は、カジュアルな雰囲気の中で日本茶と日本茶を使ったお惣菜やスイーツなどをいただくことができます。ホテル1899の宿泊客は、ここで朝食をいただきます。

CHAYA 1899 TOKYO(2018年12月)

レストラン1899お茶の水は、時間帯によりランチ、カフェ、ディナーに分かれています。
また、貸切りにより営業していない日もあるため、訪問する前にはサイトで営業日を確認して下さい。

レストラン1899 (いちはちきゅうきゅう) お茶の水
webサイト:https://1899.jp/ochanomizu/
住所:東京都千代田区神田駿河台3-4

最寄駅:JR御茶の水 聖橋口 徒歩約3分
JR (神田駅/4番出口) 徒歩約7分
千代田線 (新御茶ノ水駅/B3a出口) 徒歩約1分
丸の内線(淡路町駅/B3a出口) 徒歩約1分
都営地下鉄新宿線(小川町駅/B3a出口) 徒歩約1分
銀座線 (神田駅/4番出口) 徒歩約7分
営業時間と定休日、予約方法など:レストラン1899お茶の水のサイトをご覧下さい。

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