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ファッション&雑貨

お茶染めの着物

CHAMART

お茶染めWashizu.
静岡市のお茶染めWashizu.では、工場で製茶する際に、機械の上などに溜まる製品にならない茶埃を使い、静岡の伝統工芸「駿河和染」の型染めなどを行っています。
現代風のデザインのスカーフやTシャツ、トートバッグ、マスクなど、さまざまなお茶染めの製品を作っています。

静岡市 製茶工場 機械の上に溜まった茶埃(2018年11月)

お茶染めWashizu.(2018年8月)

お茶染めの色味
お茶だけで、染めると薄い黄色のような生成色になり、緑色には染まりません。
お茶染めWashizu.では、煮出した茶葉を濾して鉄分を添加し、時間をかけて温度を上げて、布を煮ることで、深みのあるチャコールグレーの色に染め上げます。布地によっては、濃い紺色や濃い茶色など色味が少しずつ変わります。お茶染めの正絹の反物は、深みのある濃い紺色に染め上がりました。

お茶の実の紋
CHAMARTは、お茶染めWashizu.に、白地の正絹のちりめんの反物のお茶染めを依頼しました。
染め上がりの色は、濃い茶色ですが、光のあたり具合で少し青味がかった黒色に見えたりもします。
お茶染めの反物は、呉服店で着物に仕立ててもらい、お茶の実の紋を入れてもらいました。「平安紋鑑」京都紋章工芸協同組合(著)は、紋のデザイン集でさまざまな紋が載っています。茶の実の紋だけでも20以上あり、その中の一つを選びました。

明るい色の帯や帯揚げを使うと華やかな雰囲気になる

お茶染めと抗菌性試験
2018年に、CHAMARTが日本の検査機関で、お茶染めWashizu.のお茶染めの布の抗菌性試験(黄色ブドウ球菌)を実施してもらったところ、繊維上の細菌の増殖を抑制し防臭効果を示しました。注1

注1:一般社団法人ニッセンケン品質評価センターで抗菌性試験(試験方法:JIS L1902:2015 菌液吸収法(定量試験)、測定方法:混釈平板培養方法、試験禁:黄色ぶどう球菌、試験試料の処理:オートクレーブ滅菌を実施)。
この試験結果は、試験対象となった布の抗菌性を示すものであり、全てのお茶染めの抗菌性を示すものではありません。

参照:
京都紋章工芸協同組合 平安紋鑑 赤々舎

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お茶染め Washizu.
https://www.ochazome-shizuoka-japan.com