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お茶の文化
中国 茶藝
中国の茶藝は、お茶の淹れ方と飲み方の技術であり芸術とも言えます。
茶藝は、お茶に茶に関わる芸術を意味する言葉として、唐代から使われてきたと言われていますが、明確なことはわかっていません。
現代における茶藝という言葉は、台湾で用いられ始めました。1970年代半ばに台湾で伝統的な中国文化を見直されるようになり、1980年代になると茶藝館ができ、1990年代には中国にも茶藝館が増えていきました。
茶藝では「お茶の選び方」「水」「茶具」「茶藝を行う環境」「お茶の淹れ方」「淹れたお茶を品評し楽しむこと」の6つの要素があります。お茶の種類によって茶器や淹れる方そして演出も変えます。茶藝では、茶葉の良さを引き出しながら優雅に美しく淹れることも重要です。
地域によって茶藝の仕方もそれぞれです。
中国では公認茶藝師が認められています。公認茶藝師には初級から高級まで等級があり、茶葉や茶具などお茶に関する知識、美しいお茶の淹れ方などの試験があります。
参照:
工藤佳治主編者(2007) 中国茶事典(初版) 勉誠出版
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