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玉露園のこもかけ(静岡県藤枝市)

玉露はうま味が強い高級煎茶です。
玉露茶園全体を高さ約2メートルの鉄製のパイプで枠組みを作り上に針金を張り「棚」を作ります。茶摘みの約2から3週間前に、棚の上に藁で編んだこもや葦簀(よしず)、寒冷紗と呼ばれる黒い化繊の布などの被覆材を覆い茶園全体を遮光します。遮光することで、アミノ酸やテアニンが増え苦味と渋味が少なくうま味と甘みの強いお茶になります。玉露は新芽だけを手摘みし製茶します。
こもは数年使った後に畑の畝間に敷き時間をかけて堆肥になります。こもかけは循環型農業です。
静岡岡部、京都宇治、福岡八女が日本三大玉露の産地です。

この動画は、2021年春に静岡県藤枝市岡部にある宮崎園で撮影しました。

YouTube CHAMART Drink LEAF TEA and Protect Nature

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