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阿波晩茶サイダー

CHAMART

徳島県の美波町、上勝町、那賀町、三好市では、細菌による嫌気発酵をさせた後発酵茶・阿波晩茶が昔から作られています。
阿波晩茶は、苦味や渋味が少なく、まろやかな乳酸発酵の香りと酸味があります。

阿波晩茶の製造方法は、煎茶の製造方法とは違います。夏の暑い時期に刈り取ったお茶の葉を、大きな鍋で茹でます。茹でた茶葉を揉み、約2週間桶に漬け込み発酵させます。発酵後、茶葉を天日干しにします。
2021年に阿波晩茶の製造技術は国の重要無形民俗文化財に指定されました。

美波町産の阿波晩茶 (2022年5月)

「美波町の魅力を伝えられる商品を作りたい」と美波町地域おこし協力隊員が中心になり、ご当地サイダー作りが始まりました。
約半年間の試行錯誤を重ね、地元の生産者や多くの団体の協力を得て、美波町産の阿波晩茶と乙姫米を使ったサイダーが「美波の和サイダー」としての商品化しました。
美波の和サイダーは、2021年10月から道の駅日和佐などで販売されています。また、道の駅日和佐へ行けない場合は、美波の和サイダーのオンラインショップから購入できます。

美波の和サイダー 阿波晩茶と乙姫米(2022年5月)

阿波晩茶サイダーは、ほどよい乳酸発酵の香りと酸味、そしてほのかな甘みがします。阿波晩茶サイダーは、シャンパンにも似た透明な金色です。
阿波晩茶サイダーをワイングラスやシャンパングラスに注ぐと、特別感が醸し出されます。阿波晩茶サイダーは、お酒が飲めない人への食前酒に良いかもしれません。

美波の和サイダー 阿波晩茶 (2022年5月)

乙姫米サイダーは、特別栽培米コシヒカリ「乙姫米」を使っており、やさしいお米の甘さが感じられるサイダーです。美波町は、アオウミガメの産卵地として有名な大浜海岸があることから、浦島太郎伝説にちなんで「乙姫米」と名付けられました。
美波の和サイダーのラベルには、アオウミガメのイラストが描かれています。

乙姫米の美波の和サイダー (2022年5月)

*乙姫米サイダーは売り切れている場合があります。在庫状況や再入荷の時期などは、道の駅日和佐または美波の和サイダーのオンラインショップにお問合せください。

美波の和サイダーオンラインショップ
https://michinoeki-hiwasa.stores.jp

サイト内関連記事「日本のお茶 徳島県」「お茶の種類 阿波晩茶

参照:
道の駅日和佐
https://sites.google.com/view/michinoeki-hiwasa/

#阿波番茶 #阿波晩茶サイダー #美波の和サイダー