2023 하동세계茶엑스포 Hadong World Tea Expo
期間：2023年5月4日〜6月31日 31日間
場所：韓国慶尚南道河東(ハドン Hadong 하동)郡
サイト：
https://www.hadongt.co.kr/teas/tea/expo/teaIndex
韓国語、日本語、英語、中国語ページあり
韓国初の政府承認のお茶の国際イベント
韓国南部の河東郡でお茶の博覧会が開催されました。
河東郡は韓国の主要茶産地の一つで、韓国茶発祥の地と言われています。また、現在も伝統的な栽培と製法で釜炒り緑茶が作られており、「花開村における河東地方の伝統的茶栽培」は、2017年に世界農業遺産に認定されました。

河東ティーミュージアム 世界農業遺産の認定証 (2023年5月)

河東郡花開村では、毎年5月に河東野生茶文化祭りが開催されてきました。2023年は、韓国の茶産業発展のために、「自然の香り、健康な未来、茶！」をテーマに「2023河東ワールドティー・エキスポ」が開催されました。お茶の分野では、韓国で最初の政府公認の国際的なイベントです。

2023河東ワールドティー・エキスポ

多種多様な展示物とイベント
メイン会場は二つあり、第一イベント会場は河東スポーツパーク、第二イベント会場は河東ティーミュージアムです。
第一会場は9つのゾーン、第二会場は13のゾーンがありました。国内外のお茶関連企業・団体のブース出展、お茶をテーマにしたアート、河東の自然とお茶を体験コーナーなど多数あり、全て見学しようとすると丸一日かかります。
食べ物館(T-Food)では、河東茶を使った麺などをいただくことができました。
また、お茶関連のイベントやコンサートなども多数開催されていました。

韓国茶道体験や昔の貴族の衣装を着て写真撮影ができるブース

お茶を使った石鹸と美容ジェル

第二会場のお茶販売ゾーンでは、韓国国内のティーショップが多数ブース出展しており、雨前茶や雀舌茶などの韓国茶を販売していました。

2023河東ワールドティー・エキスポ

休憩所では、無料の紅茶が来場者に振る舞われました。

韓国の茶道具や世界各地の珍しいお茶の展示など、第二会場も見どころ満載です。日本の碁石茶、阿波番(晩)茶、石鎚黒茶、バタバタ茶が展示されていました。

2023河東ワールドティー・エキスポ

CHAMARTは、5月20日〜22日まで第一会場・新業融合複合館の静岡県の出展ブースで、静岡県産のお茶を紹介し、数多くの韓国の方々に、ほうじ茶、抹茶などを飲んでいただくことができました。
ティー・エキスポ事務局、静岡県、来場者の方々に感謝いたします。

CHAMARTが紹介する茶草場農法で栽培されたほうじ茶を飲む来場者

静岡県のブース

無料シャトルバス
第一会場と第二会場は離れており車で約1時間かかりますが、河東バスステーション、第一イベント会場、第二イベント会場をつなぐ無料シャトルバスが定期運行していて移動はとてもスムーズでした。

韓国茶発祥の地・河東
河東ティーミュージアムの裏手には、韓国茶発祥の地の石碑があり、伝統的な釜炒り茶の茶畑が広がっています。

韓国茶発祥の地の石碑 (2023年5月)

伝統的な花開茶の茶畑 (2023年5月)

花開バスターミナルや第二会場がある双渓寺(サンゲサ Ssanggyesa Temple 쌍계사)周辺は、ティーショップ、ティーハウス、ティーレストランなどがあります。

交通・アクセス：
ソウルからの行き方：南部バスターミナルから花開(ファゲ Hwagae 화개)と河東(ハドン Hadong 하동) 行きのバスが一日数本出ています。所要時間は約3時間半です。乗車当日に空席があれば、南部バスターミナルでチケットを購入できます。出発時間帯によっては出発前に満席になるので、事前にネットでチケットを購入することをおすすめします。韓国以外の国で発行したクレジットカードではチケットが購入できないかもしれません。
韓国市外バス前売りシステム(英語・日本語ページあり)
https://intercitybusj.tmoney.co.kr/
釜山からの行き方：
西部バスターミナルから花開(ファゲ Hwagae 화개)と河東(ハドン Hadong 하동) 行きのバスが一日数本出ています。所要時間は約3時間です。河東行きのバスに乗った場合は、河東バスターミナルで花開行きのバスに乗り換えて下さい。河東バスターミナルから花開行きのバスは一日数本出ています。
電車で釜山駅から河東駅へ行くこともできます。河東駅から河東バスターミナルへは徒歩数分です。
花開バスターミナルから、双渓寺(サンゲサ Ssanggyesa 쌍계사)のバスターミナルまでは、バスで約20分です。双渓寺バスターミナルから河東ティーミュージアムまでは、徒歩で約10分です。

河東・花開の宿情報
河東や花開にはホテルやモーテルがありますが、CHAMARTは、花開バスターミナルから徒歩20分の場所にあるお茶農家が営むペンションに宿泊しました。
Gurye Yeda Hyang Pension 구례 예다향펜션
https://chamart.jp/archives/enjoy/trip_guryeyedahyangpension/
花開村のレストラン情報
ティーショップ・レストラン「TEA FOOD da’O 찻잎마술 (チャシップマスル chasipmasul)」
https://chamart.jp/archives/drinkeat/shoprestaurant_chasipmasul/

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