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平野美術館 特別展「蘭字ー横浜開港と近代日本の輸出ラベル」(静岡県浜松市6/11〜8/14)
主催:公益財団法人平野美術館
住所:〒430-0942 静岡県浜松市中区元浜町166番地
会期:2022年(令和4)年6月11日(土)~ 8月14日(日)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜日(※月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)
観覧料:一般800円/中高生300円/小学生200円
※土日に限り小中学生は無料
※20名以上の団体客様2割引
※キッズアートプロジェクトしずおか ミュージアムパスポート利用可
※障害者手帳をお持ちの方、および介助者1名まで100円引(その他割引併用不可)
(1名様1回限り。他の割引との併用はできません。)
その他詳しい情報は平野美術館のサイトをご覧下さい。
http://www.hirano-museum.jp
特別展「蘭字ー横浜開港と近代日本の輸出ラベルー」
http://www.hirano-museum.jp/ranjiyokohamakaikou.html
蘭字ラベル
江戸時代末期に、日本は開国し外国と貿易を始めました。
当時、日本の主要輸出品は、「生糸」と「お茶」でした。お茶は、明治時代そして昭和初期まで、アメリカ、ヨーロッパそしてロシアや中東へも輸出されました。
茶葉は木製の箱に入れられ、船で輸出されていました。この木製の箱は「茶箱」と呼ばれ、茶箱には蘭字と呼ばれるラベルが貼られていました。
蘭字は色鮮やかで、デザイン性に優れています。茶園やティーカップなどお茶に関係するデザインだけでなく、富士山など日本らしい風景、異国情緒あふれる花や鳥など、蘭字のデザインはさまざまです。
この特別展では、江戸末期から大正時代の蘭字ラベル、茶箱絵、横浜絵・開化絵、皇国製茶図会、大日本物産図会、燐票(マッチラベル)など127の作品が展示されています。
当時の茶業をはじめとする日本の主要産業の様子を木版画で見ることができます。
全てオリジナル作品です。たくさんのオリジナル作品の蘭字ラベルや皇国製茶図会を一度に見る機会はなかなかありません。
展示作品の解説と出品作品目録は詳しく書かれており、とても勉強になります。
お茶やデザインに興味がある人には、おすすめの展覧会です。
フラッシュなしであれば作品の写真撮影が許可されています。
ショップでは、蘭字ラベルのポストカードやお茶が販売されています。この展覧会のリーフレットは、茶箱の形になっており凝ったデザインです。
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