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お茶の栽培と製造方法
釜炒り茶の製茶工程(日本)
製造工程:
1. 炒り葉 → 2. 揉捻(じゅうねん)→ 3. 中揉(ちゅうじゅう)→ 4. 水乾(すいかん)→ 5. 締炒(しめいり)→ 6. 乾燥
給葉機:生葉を流量計に送る。
流量計:一定の生葉を炒り葉機へ送る。
殺青機:加熱した回転胴を撹拌しながら酸化酵素を殺青し、釜炒り特有の香味をつくる。
炒り葉機:直火で釜を400度まで加熱し、生葉を炒り、特有の香味を作る。
切り葉機:風味低下の原因となる焦げた葉を除去する。
粗揉機:熱風送風下で揉み手と撹拌により、茶葉を揉みながら乾燥させる。
揉捻機:圧力をかけて茶葉を揉み込み、茶葉の水分を均一にする。
中揉機:回転銅と揉み手により、茶葉をより込みながら成形し熱風乾燥する。
水乾機(すいかんき):直火熱乾燥により、釜炒り茶本来の香味を出す。
締炒機(しめいりき):茶葉に締まりを与えながら、勾玉状に成形し乾燥させる。
乾燥機:品質を保持し香味を向上させるために、熱風乾燥で水分を除去する。
*上記の工程以外にも、色彩選別機を使い、茶葉から茎や異物を除去する工程などもあります。
参照:
嬉野市茶業研修施設 嬉茶楽館(きんさらんかん) 展示物「釜炒り茶製茶工程」
https://www.city.ureshino.lg.jp/index.html
https://www.city.ureshino.lg.jp/kanko/ureshinocha/_23805.html
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
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