MENU
産地:奈良市、山辺郡山添村、宇陀市、大淀町、東吉野村
銘柄:大和茶、月ヶ瀬茶、山添茶
お茶の種類:煎茶(主に普通蒸し)、碾茶、抹茶、玉露、茎茶、ほうじ茶、番茶、紅茶、フレーバーティーなど
大和高原と大和茶
奈良県の標高200から500メートルの大和高原一帯でお茶が栽培されています。総称し大和茶と呼ばれていますが、月ヶ瀬茶や山添茶など地域ごとの銘柄もあります。
大和茶の特徴は香りが良く濃厚な味わいです。煎茶、かぶせ茶、碾茶、紅茶、番茶などを作っています。
大和茶の始まりと空海の石臼
大和茶の歴史は古く、806年に弘法大師空海(774-835)が唐から茶の実を持ち帰り、空海の弟子の高弟堅恵(けんね)が宇陀市の佛隆寺に播いたのが、大和茶の始まりと言われています。
佛隆寺には、空海が唐から持ち帰ったと伝えられている石臼が保存されています。
佛隆寺では大和茶の抹茶とお菓子をいただくことができます。
大和粥
奈良の郷土料理の大和粥は、煮出したほうじ茶にお米を入れて作ります。茶粥は昔から大和の人々に食べられてきました。茶粥は奈良市内のホテル、レストラン、カフェなどでいただくことができます。
サイト内関連記事「日本のお茶の生産状況」
お茶のゆるキャラ:たけまるくん(生駒市)
焼き物:赤膚(あかはだ)焼
参照:
松下智 (平成3年) 日本名茶紀行 (初版) 雄山閣出版
高野實・谷本陽蔵・富田勲・中川致之・岩浅潔・寺本益英・山田新市 (2005) 緑茶の事典 (改訂3版) 柴田書店
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
山添村観光協会 https://yamazoekanko.jp
#大和茶 #大和茶粥 #茶がゆ #茶粥 #ほうじ茶 #山添村 #奈良 #佛隆寺 #仏隆寺 #空海 #堅恵 #金の茶臼
*本記事でご紹介した情報が、変わっている場合があります。本記事に関して間違った情報、新しい情報、追加すべき情報などお気付きの点がありましたら、CHAMARTまでご連絡いただけると幸いです。
*当サイトのコンテンツは、「日本のお茶」と「世界のお茶」の全てについて記載しているわけではありません。また、各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなどが表現されています。