MENU

中国・四国エリア 山口県

産地:宇部市、周南市
銘柄:小野茶、高瀬茶、鹿野和紅茶
お茶の種類:煎茶(普通蒸し)、釜炒り茶、ほうじ茶など

小野茶
江戸時代末期に、長州藩の主導により山口県内でお茶の栽培が行われるようになり、「防長茶」と呼ばれていました。宇部市小野地区の小野湖の近くの小高い丘には、広大な茶畑が広がっています。小野地区で作られるお茶は小野茶と呼ばれています。

宇部市 小野茶の茶畑(2017年1月)

小野湖から沸き上がる霧がお茶の濃厚な味わいを作り出します。苦味の中にも甘みを感じる、濃厚な味わいのお茶です。煎茶だけでなく釜炒り茶も作られています。

小野茶と夏みかん丸漬

山口茶業 小野茶

小野湖の近くには山口茶業のティーショップがあり、小野湖を眺めながら小野茶アイスクリームをいただくことができます。

小野湖の近くにある山口茶業(2017年1月)

小野茶釜炒りソフトクリーム

美東サービスエリア下り線
小野茶ソフトクリーム ✖️ 御堀堂の外郎(2018年1月)

高瀬茶
周南市山間部の和田地区高瀬では、煎茶やほうじ茶が作られています。
高瀬茶をより多くの人たちに知ってもらうために、地域の人たちが商品開発に取り組んでいます。

周南市 (2024年1月)

2022年に地域の人たちと高校生たちが「新南陽OCHAプロジェクト」を立ち上げ、茶摘み体験、高瀬茶ツアー、レシピや商品開発をし、高瀬茶を100%使用ペットボトルの「高瀬茶ZUTTO CHA ほうじ茶」が商品化されました。

周南市のORANGE CAFEは「ほうじ茶ラテベース」を商品化し販売しています。店内で、このラテベースを使ったほうじ茶ラテをいただくこともできます。

ほうじ茶ラテベース (2024年1月 ORANGE CAFE)

ほうじ茶ラテ (2024年1月 ORANGE CAFE)

日本茶専門店八十八
日本茶専門店八十八は、山口市の米屋町商店街 の一角にあり、ヨーロッパの裏通りにあるしゃれた雑貨屋兼カフェのような佇まいです。
オーナーが厳選した主に九州産の煎茶、抹茶、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、三年番茶など多種多様な日本茶を販売しています。
店内には喫茶スペースがあり、お菓子付きの抹茶と煎茶、抹茶ソーダなどをいただくこともできます。

日本茶専門店八十八(2024年1月)


サイト内関連記事「日本のお茶の生産状況」「日本茶専門店八十八

お茶関連施設:山口茶業 http://www.onocha.com
日本茶専門店八十八 https://hachaya88.thebase.in/
ORANGE CAFE https://www.orangecafe-yamaguchi.com/

焼き物:萩焼

参照:
松下智 (平成3年) 日本名茶紀行 (初版) 雄山閣出版
山口製茶 http://www.onocha.com
一般財団法人周南観光コンベンション協会
高瀬茶ペットボトル ZUTTOCHA完成&販売開始!
https://kanko-shunan.com/

#山口の茶 #小野茶 #防長茶 #小野湖 #宇部市 #周南市 #高瀬茶

*本記事でご紹介した情報が、変わっている場合があります。本記事に関して間違った情報、新しい情報、追加すべき情報などお気付きの点がありましたら、CHAMARTまでご連絡いただけると幸いです。
*当サイトのコンテンツは、「日本のお茶」と「世界のお茶」の全てについて記載しているわけではありません。また、各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなどが表現されています。