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タンザニア 紅茶CTC BP
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
この記事の写真はタンザニア産の紅茶です。同じCTC製法の紅茶でも、生産地によって茶葉の色や味は少しずつ違います。
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完全発酵茶
CTC BP:CTC製法で作られたBP
CTCは、「Crush つぶす、Tear ひき裂く、Curl 丸める」の略語で、2つの大きなローラーが備わったCTC機を使って作る紅茶の製法です。CTC機は1930年代に考案されました。CTC機のローラーで葉をつぶし、切断し、粒状に丸める処理をします。CTC製法では葉が細断されるため、オーソドックス製法と比べ発酵時間が短く、効率よく大量に紅茶を作ることができます。
CTC製法の茶葉は、小さく丸いコロコロした形です。BP(Broken Pekoe ブロークン・ペコー)は、CTC製法の茶葉の中では比較的大きいサイズです。
産地:タンザニアなど
CTC製法の紅茶は、アフリカの国々、インド、スリランカ、ネパールなど世界各地で作られています。
茶葉の形状・色:小さい粒状で赤みがかった茶色
水色 (すいしょく):透明、深みのある朱色
風味・香りなど:香りはあまりなく苦味と渋味があります。甘いミルクティーやチャイにして飲むのがおすすめです。チャイにすると苦味や渋味がマイルドになりコクのある風味になります。
写真の使用茶葉
茶葉と浸出液:Selectea http://www.selectea.co.jp
サイト内関連記事:「世界のお茶 タンザニア」
参照:
荒木安正、松田昌夫著(2002) 紅茶の事典 初版 柴田書店
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。