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青茶(烏龍茶)
東アジア
武夷肉桂(中国)
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
青茶(烏龍茶)
半発酵茶
武夷肉桂(ぶいにっけい Wuyi roubui)
武夷岩茶は福建省武夷山の岩場で栽培されている茶葉から作る烏龍茶です。
武夷肉桂は武夷岩茶を代表するお茶の一つ。肉桂(シナモン)の香りがすることから、武夷肉桂という名になったと言われています。
産地:中国福建省武夷山
茶葉の形状・色:茶葉は長く丸みを帯びており、色は黒褐色
水色:透明、赤みがかったオレンジ色
風味・香りなど:一口飲むと、口の中に清涼感が広がりほのかにシナモンの香りが感じられます。まろやかでコクがあり、飲んだ後に口の奥と喉元で蜜のような甘みと香りが残ります。岩茶を飲んだ後の味と香りの余韻は、「岩韻」と呼ばれています。
サイト内関連記事「世界のお茶 中国のお茶」
参照:
工藤佳治、兪向紅 著 中国茶図鑑(2017) 第6版発行 文春新書
工藤佳治主編者(2007) 中国茶事典(初版) 勉誠出版
高野實、谷本陽蔵、富田勲、中川致之、岩浅潔、寺元益英、山田新市 執筆 (社)日本茶業中央会監修 (2005) 緑茶の事典 改定3版 柴田書店
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。