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緑茶
東アジア
西湖龍井(中国)
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
緑茶
不発酵茶
西湖龍井(せいころんじん Xin hu long jing)
水色、香り、味、形がすばらしく「四絶」と評される中国緑茶を代表するお茶です。手で茶葉を釜を押し付けるようにして炒るため、茶葉は平らに仕上がります。
産地:中国杭州市西湖区龍井村
風味・香りなど:清涼感があり、やわらかい風味の中に、香ばしさ、甘味、うま味があります。
歴史:唐代(618-907)に陸羽(733-804)が執筆した「茶経」には、西湖のほとりで作られるお茶のことが記載されています。龍井茶としては、明代(1368-1644)頃から作られたと言われ、清代(1644-1912)には皇帝への献上茶になりました。
杭州市にはお茶の問屋街や中国茶葉博物館があり、西湖のほとりには点心とお茶がいただける茶館があります。
中国茶葉博物館 http://www.teamuseum.cn
日本語 http://www.teamuseum.cn/japanese/index.htm
サイトCHAMART内記事「世界のお茶 中国のお茶」「博物館 & 公園 中国茶葉博物館(中国茶叶博物馆)」
参照:
工藤佳治、兪向紅 著 中国茶図鑑(2017) 第6版発行 文春新書
工藤佳治主編者(2007) 中国茶事典(初版) 勉誠出版
高橋忠彦著 茶経・喫茶養生記・茶録・茶具図賛(平成25)初版 淡交社
「世界の歴史」編集委員会 (編集) もういちど読む山川世界史 (2009) 1版 山川出版社
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。