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産地:ブリティッシュコロンビアのバンクーバー島
お茶の種類:緑茶、白茶、ほうじ茶、フレーバーティー
カナダのお茶栽培の歴史
1915年にブリティッシュコロンビア州バンクーバー島で、日本から持ち込まれたお茶の木を試験的に栽培しました。しかし、商業的なお茶の生産にはつながりませんでした。
バンクーバー島にあるWestholme Tea(ウェストホルムティー)は、ビクターさんとマーギットさんが始めたティーショップです。Westholme Teaは海外から輸入した有機栽培茶やハーブをブレンドし、さまざまなお茶を作っています。
Westholme Teaでは、2010年からバンクーバー島でお茶の栽培を始めました。
カナダで唯一の商業的な有機栽培茶の生産者
Westholme Teaはカナダで唯一の商業的な有機栽培でお茶を作っている生産者です。
Westholme Teaでは、2010年にアメリカから200本のお茶の木の苗を購入し植え、有機栽培を始めました。そして2014年には400本、2015年には200本の苗木を追加で植えました。この地域は冬は気温がマイナス15度まで下がり夏は39度にもなります。Westholme Teaでは、冬にお茶の木に雪囲いをせず、また化学肥料や農薬は一切使わずお茶の栽培をしています。
春と夏に6人のメンバーでお茶の葉を手で摘み、ビクターさんが手作業で緑茶、白茶、紅茶、ほうじ茶を作っています。
メープルスモークドグリーン
メープルスモークドグリーンは、Westholme Teaの敷地内で伐採されたヒロハカエデをチップにし、ほうじ茶と一緒に冷燻製しています。ヒロハカエデのチップの燻製香がするスッキリした味わいのお茶です。
参照:
William Ukers, All About Tea Paperback, Lulu.com (publication 2017)
(Original edition: William Ukers (1935), All About Tea, TThe Tea and Coffee Trade Journal Company)
Westholme Tea Company https://westholmetea.com
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