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茶産地:キャメロンハイランド
お茶の種類:紅茶、緑茶、烏龍茶、フレーバーティーなど
マレーシアの主な茶産地は、マレー半島の中央部に位置するキャメロン・ハイランドです。キャメロン・ハイランドは標高約1,500メートルの避暑地です。主に紅茶を作っています。
BOH TEA ボーティー
キャメロンハイランドにはマレーシアを代表するボーティーの広大な茶園があります。
イギリスの植民地時代の1929年に、イギリス人実業家J.A. Russelがキャメロンハイランドでボーティーの茶園を始めました。当時、福建省武夷山で作られていたお茶をボヘア(BOHEA)と呼んでおり、BOHEAがボーティーの名前の由来です。
ボーティーのスンガイ パラス茶園(Sungei Palas Tea Garden)は観光農園になっており、多くの観光客が訪れています。茶園にはカフェがありアフタヌーンティーがいただけます。また、工場見学やティーテイスティングもできます。
ボーティーでは、紅茶、緑茶、烏龍茶、フレーバーティなどを作っています。
テ・タレ (Teh Tarik)
マレーシアではテ・タレTeh Tarikというコンデンスミルク入りの紅茶がよく飲まれています。マレー語でTeh(テ) は「お茶」、Tarik(タレ)は「引く」という意味です。紅茶とコンデンスミルクを混ぜるために、2つのカップを使い、高い位置から低い位置のカップに注ぎ、これを何度も繰り返します。高い位置から紅茶を注ぐ動作が、お茶を引っ張っているように見えます。
サイト内関連記事「世界のお茶の生産状況」「2016年一人当たりのお茶の消費量」
注1:
The Food and Agriculture Organization of the United Nations
http://www.fao.org/home/en/
FAOSTAT http://www.fao.org/faostat/en/#home Tea
参照:
BOH https://bohtea.com
マレーシア政府観光局 http://tourismmalaysia.or.jp/index.html
Caveron Highlands Travel Guide
http://www.cameronhighlandsinfo.com/attraction/
BOH Tea Plantation
http://www.cameronhighlandsinfo.com/attraction/BOH_Tea_Plantations/
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
荒木安正、松田昌夫著(2002) 紅茶の事典 初版 柴田書店
Bar & アジアンバル ケニーアジア https://kennyasia.com
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