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Benefits of Tea

Daily Caffeine Consumption

Daily Caffeine Consumption

カフェインは、茶葉やコーヒー豆、カカオ豆などに含まれています。また、カフェインを添加したエナジードリンクなどの清涼飲料水が多数販売されています。
カフェインの摂取による、利尿作用、覚醒作用、抗がん作用などが認められています。一方で、カフェインの過剰摂取は、カフェイン中毒など健康に悪影響を及ぼす場合があり注意が必要です。カフェインを過剰に摂取することで、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢や吐き気、嘔吐などが起きる場合があります。
特に妊娠(胎児)・授乳中の女性、子どもはカフェインの摂取量に気を付けて下さい。また、カフェイン過敏症の人は、摂取量に関係なくカフェインを摂取することで身体に悪影響をもたらす可能性があります。

農林水産省や厚生労働省のホームページではカフェインの過剰摂取についてアドバイスや注意喚起を行っています。
農林水産省 カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
同ページでお茶、コーヒー、エナジードリンクの「食品中のカフェイン濃度」を公開しています。日本茶の中で一番カフェインが多く含まれているのは抹茶で、次に多いのが玉露です。
お茶のカフェイン濃度の出典元は、文部科学省の「品標準成分表2020年版(八訂)」です。
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
現在は、「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」が公開されておりをExcelで作成されたデータをダウンロードすることができます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
農林水産省のサイトの「食品中のカフェイン濃度」では公開されていませんが、文部科学省の品標準成分表には釜炒り茶と番茶のカフェイン濃度も公開されています。

カフェイン濃度
⚫︎抹茶(粉末):3.2 g/100 g
(お湯70 mLに粉末1.5 gを溶解した場合カフェイン含有量48 mg)
⚫︎玉露(浸出液):0.16 g/100 mL(=160 mg/100 mL)
浸出法:茶葉10 g、60℃湯60 mL、2.5分
⚫︎せん茶(浸出液):0.02 g/100 mL(=20 mg/100 mL)
浸出法:茶葉10 g、90℃湯430 mL、1 分
⚫︎玄米茶(浸出液)0.01 g/100 mL(=10 mg/100 mL)
浸出法:茶葉15 g、90℃湯650 mL、0.5 分
⚫︎ほうじ茶(浸出液):0.02 g/100 mL(=20 mg/100 mL)
浸出法:茶葉15 g、90℃湯650 mL、0.5 分
⚫︎釜炒り茶(浸出液):0.01 g/100 mL(=10 mg/100 mL)
浸出法:茶葉10 g、90℃湯430 mL、1 分
⚫︎番茶(浸出液): 0.01 g/100 mL(=10 mg/100 mL)
浸出法:茶葉15 g、90℃湯650 mL、0.5 分
⚫︎紅茶(浸出液): 0.03 g/100 mL(=30 mg/100 mL)
浸出法:茶葉5 g、熱湯360 mL、1.5~4 分
⚫︎ウーロン茶(浸出液): 0.02 g/100 mL(=20 mg/100 mL)
浸出法:茶葉15 g、90℃湯650 mL、0.5 分

⚫︎コーヒー(浸出液):0.06 g/100 mL(=60 mg/100 mL)
浸出法:コーヒー粉末10 g、熱湯150 mL
⚫︎インスタントコーヒー(粉末):4.0 g/100 g(2 g使用した場合、1杯当たり80 mg)

⚫︎エナジードリンク又は眠気覚まし用飲料(清涼飲料水):32~300 mg/100 mL(製品1本当たりでは、36~150 mg)製品によって、カフェイン濃度及び内容量が異なる。

お茶に含まれるカフェイン量は、「茶葉の摘菜時期」「使用する茶葉の部分」「茶園の日照時間」「淹れ方(お湯の温度、浸出時間等)」によっても違います。同様にコーヒーも製品によって濃度は違います。番茶は地域によって作り方がさまざまです。そのため「食品中のカフェイン濃度 」の数値はあくまでも目安として使用されることをお勧めします。

また、ほうじ茶は煎茶などに比べカフェインが少ないと言われてきましたが、現在はそうではありません。日本の春に摘菜された茶葉や新芽を使用したほうじ茶のカフェイン含有量は煎茶と比べても決して少なくありません。

各国政府や国際機関は、それぞれのウェブサイトでカフェインの過剰摂取に関するアドバイスや注意喚起を発表していますが、過剰摂取の基準となる数値は統一されているわけではありません。また、茶葉やコーヒー豆に含まれる天然のカフェインとカフェイン添加物では、過剰摂取量に関するガイドラインは異なります。さらに、個々の体重や健康状態によっても、カフェインが身体に与える影響は違ってきます。

欧州食品安全機関(EFSA)
Scientific Opinion on the safety of caffeine
https://www.efsa.europa.eu/de/efsajournal/pub/4102
成人:1日400mgまで/1回の摂取量200mg(体重70kgの成人で約3mg/kg体重)
妊婦、授乳中の女性:1日200mgまで
子ども:十分なデータがないため不確実性が残るが、成人同様一日3 mg/kg体重であれば悪影響が見られないと推測

米国食品医薬品局(FDA)
Food and Drug Administration
Spilling the Beans: How Much Caffeine is Too Much?
https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/spilling-beans-how-much-caffeine-too-much
成人:400mg
妊娠を計画中・妊婦、授乳中の女性:カフェイン摂取の制限について医療機関に相談することを推奨
子ども、特に2歳未満の子ども:カフェイン摂取を避ける

カナダ政府 Government of Canada
18歳以上の大人:1日400mgまで
妊婦、授乳中の女性:1日300mgまで
18歳までの子どもや青少年:1日体重1kg当たり2.5mgまで
Recommended maximum daily intake, Caffeine in Foods
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/food-additives/caffeine-foods.html#a2

*本記事は、2025年3月9日に農林水産省「カフェインの過剰摂取について」と文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」のデータを利用・編集し作成しました。
農林水産省 https://www.maff.go.jp/index.html
カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
文部科学省 https://www.mext.go.jp/index.htm
日本食品標準成分表2020年版(八訂)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

*本記事に記載されているカフェインの過剰摂取量に関する数値は、2025年3月9日時点の農林水産省、文部科学省、厚生労働省、国際機関、各国政府の公式サイトに掲載されているデータに基づいています。
なお、本記事には、出典元の公式サイトへのリンクを掲載していますが、リンク先のサイトの事情により、リンク切れが発生する可能性があります。また、新たな調査結果や更新情報に伴い、出典元のデータが変更される場合もあります。その際には、本記事の内容も適宜修正を行う予定です。ただし、変更後すぐに記事を修正できない場合があることをご了承下さい。そのため、数値については出典元のサイトでご確認下さるようお願いします。

出典・参照(2025年3月9日利用)
農林水産省 カフェインの過剰摂取について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/caffeine.html
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
厚生労働省
食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html
Caffeine in Foods, Government of Canada
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/food-additives/caffeine-foods.html
欧州食品安全機関(EFSA)
Scientific Opinion on the safety of caffeine
https://www.efsa.europa.eu/de/efsajournal/pub/4102
米国食品医薬品局(FDA)
Food and Drug Administration
Spilling the Beans: How Much Caffeine is Too Much?
https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/spilling-beans-how-much-caffeine-too-much
カナダ政府 Government of Canada
Caffeine in Foods
https://www.canada.ca/en/health-canada/services/food-nutrition/food-safety/food-additives/caffeine-foods.html