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お茶農家&お茶のお店

薩摩英国館 Tea World(鹿児島県知覧市)

CHAMART

薩摩英国館 Tea Worldは、茶産地・鹿児島県知覧市にあり、「紅茶文化」と「英国と薩摩の歴史」の資料館を兼ね備えた紅茶専門店です。
イギリス式の庭園には、ロンドンの赤色の2階建バス「ダブルデッカー」とイギリスのポストがあります。

イギリスの赤い2階建バス「ダブルデッカー」が目印(2018年3月)

資料館では、たくさんのティーカップなどが展示され、紅茶文化が紹介されています。
薩摩と英国の関わりについては、1862年に起きた生麦事件から始まる薩摩と英国の関わりと歴史を、英国側の資料で紹介しています。

生麦事件:1862年に生麦村(現・神奈川県横浜市鶴見区生麦)で、薩摩藩士がイギリス人を殺傷しました。その報復として、イギリスが薩摩を砲撃する薩英戦争が起きました。

薩摩英国館(2018年3月)

ティールームでは、薩摩英国館オリジナルの自家製紅茶「夢ふうき」や世界各地の紅茶を、英国式スタイルでいただけます。スコーンや本格なアフタヌーンティーも提供しています。

薩摩英国館ではオリジナルの鹿児島県産紅茶を作っています。その一つ「夢ふうき」は、鹿児島県枕崎市で生まれた品種「べにふうき」の葉で作った紅茶です。「夢ふうき」は、イギリスの国際的な食のコンテスト「The Great Taste Awards」の紅茶部門で、これまで何度に金賞を受賞しました。

知覧武家屋敷庭園でNHKの大河ドラマ「西郷どん」(2018年放送)の撮影が行われました。それを記念して作られたSEGOスコーンセットには、西郷さんが好きだったあんこが添えられていました。

SEGOスコーンセット 薩摩英国館オリジナル知覧産紅茶「知覧の風」(2018年3月)

薩摩英国館のショップでは、「夢ふうき」、薩摩英国館のオリジナルブランドTEALANの紅茶やハーブブレンドティーなどが購入できます。

2018年3月訪問

住所:鹿児島県南九州市知覧町郡13746-4
開館時間:資料館 
11:00〜17:00(入館まで)
ティールーム11:30〜17:00(ラストオーダー)
ミュージアムショップ 11:00〜17:00(入館まで)
休館日:毎週火曜日(祝祭日は開館)
入館料:資料館のみご利用の方は入館料350円
小・中学生250円(歴史クイズシート付き)
団体・障がい者手帳をお持ちの方への割引あり
ティールームのみの利用は入館料不要
薩摩英国館 Tea World http://www.satsuma-eikokukan.jp
オンラインショップ:https://satsuma-eikokuka.ocnk.net

*CHAMARTとご縁があったお店を紹介しています。本サイトでご紹介した情報が変わっている場合や、臨時定休日もあります。そのため、お店を訪問される際は、開館時間、料金、アクセス等の詳しい情報について、お店のサイト等でご確認下さい。

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参照:五味 文彦・鳥海 靖(2009) もういちど読む山川日本史(第1版) 山川出版社