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お茶農家&お茶のお店

日本茶専門店八十八 (山口県山口市)

CHAMART

日本茶専門店
日本茶専門店八十八は、山口市にある日本茶の小売りと卸しのお店です。
店主の吉光さんは日本茶インストラクターの資格を持ち、静岡県の茶問屋で焙煎や合組(ごうぐみ)と呼ばれる茶葉をブレンドする仕事などをしていました。2016年に生まれ故郷の山口市で日本茶専門店を開きました。

日本茶専門店八十八 焙煎機 (2024年1月)

日本茶専門店八十八 (2024年1月)

お店は商店街の一角にあり、ヨーロッパの裏通りにあるしゃれた雑貨屋兼カフェのような佇まいです。
細長くこぢんまりした店内には、日本茶、ハーブティー、茶器、お茶菓子が数多く並んでおり喫茶スペースもあります。オンラインショップでもお茶を販売しており、また近隣の旅館やレストランにも茶葉を卸しています。

日本茶専門店八十八 (2024年1月)

多種多様な日本茶とハーブティー
吉光さんが厳選した主に九州産の煎茶、抹茶、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、三年番茶など多種多様な日本茶を販売しています。
柚子、みかんの皮、ミント、バジル、黒文字など国産ハーブと日本茶の茶葉をブレンドしたものなど、ハーブティーの種類も豊富です。一部の商品を除き、吉光さんが茶葉とハーブをブレンドしオリジナルハーブティーを作っています。

国産ハーブティー (2024年1月)

山口の外郎(ういろう)にぴったりな煎茶
各商品には、吉光さん考案の商品名とお茶の特徴が記載されたラベルが貼られています。
「山口の外郎にぴったりな煎茶TB (ティーバッグ) 優しい香り、上品な甘味とコク」
「昼の煎茶 TB (ティーバッグ) お食事にピッタリ トロリとした濃厚な味わい」
ユニークな商品名もあり、商品ラベルから好みのお茶を探すことができます。商品ラベルを読んでお茶を選ぶのは、書店で本を選んでいるかのような楽しさがあります。

商品名がユニークなお茶 (2024年1月)

外郎好きの筆者は、迷わず「山口の外郎にぴったりな煎茶TB」を購入し、家で外郎と一緒にいただきました。

山口の外郎にぴったりな煎茶TBと山口銘菓外郎 (2024年1月)

喫茶スペース
店内には喫茶スペースがあり、お菓子付きの抹茶と煎茶、抹茶ソーダなどをいただくことができます。煎茶は三煎まで淹れてもらえるので、煎を重ねるごとにお茶の味の変化を楽しめます。
喫茶スペースで提供されるお茶とお菓子は、季節によって変わります。

筆者がお店を訪問した時の抹茶は、八女・星野園の「ほしの白授」でした。「ほしの白授」は、星野園が、突然変異による白葉化した品種を約十年かけて商品化した珍しい抹茶です。日本茶専門店だからこそ、こうした珍しい貴重なお茶に出合うことができるのでしょう。まさに、店主によるお茶との一期一会です。

日本茶専門店八十八 抹茶「ほしの白授」と和菓子 (2024年1月)

茶器
抹茶茶碗、茶筅、急須、ティーカップ、豆皿など、茶器の品揃えも豊富でお茶に合わせて茶器を購入できます。

日本茶専門店八十八 豆皿 (2024年1月)

店内にはいつも花が飾られており、吉光さんの日本茶への愛情とおもてなしの気持ちを感じました。

日本茶専門店八十八 (2024年1月)

日本茶が日常の小さな幸せに
お店の看板には「スミレの花を咥えるヤマセミ」が描かれています。
ヤマセミは吉光さんの好きな鳥
スミレの花言葉は「小さな幸せ」

「日本茶が日常の小さな幸せになれば」という吉光さんの想いが、この絵に込められています。

どんなお茶を購入したら良いかわからない時は、ぜひ、お茶の知識豊富な吉光さんに相談してみてください。

スミレとカワセミ (2024年1月)

住所:山口県山口市米屋町2-39
最寄駅:JR山口駅
営業時間:10:00〜19:00
定休日:水曜日
オンラインショップ:https://hachaya88.thebase.in/
Instagram:https://www.instagram.com/hachaya88/

*本記事は2024年1月訪問時の情報を基に執筆しています。
CHAMARTとご縁があったお店を紹介しています。本サイトでご紹介した情報が変わっている場合や、臨時定休日もあります。そのため、お店を訪問される際は、営業日・時間、アクセス等の詳しい情報について、お店のサイトをご確認下さい。

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