ファッション&雑貨
お茶の花と白椿のアクセサリー
CHAMART
お茶の木はツバキ科の常緑樹です。お茶の花は白椿に似ており、白い花びらと存在感のある黄色い雄しべと雌しべがあります。お茶の花は、白椿と比べると小さく約3cm程度で、秋から冬にかけて咲きます。多くの場合、下を向いて咲いています。お茶の花の花言葉は「謙遜」「追憶」「純愛」です。
生産者の管理が行き届いた茶園では、お茶の花にはなかなかお目にかかれません。お茶栽培では、秋になると翌年の一番茶の品質と収量を向上させるために、お茶の木の枝を深く刈り込む「整枝」を行い花を咲かせないようにします。
一方、耕作放棄された茶畑には花がたくさん咲いています。
ここ数年、お茶の市場価格の低下、生産者の高齢化、後継者不足などの理由により、お茶の栽培を継続できず廃業する生産者が増え、茶園の耕作放棄地も増えています。
お茶の花が下を向いて咲いている様は、健気だけれどたくましく何かに耐え忍んでいるかのようです。
筆者は、白椿のアクセサリーをお茶の花のアクセサリーとして使っています。
白椿のアクセサリーは、ハンドメイド作品の通販・販売サイトなどで見つけることができます。
本記事でご紹介するアクセサリーの中には、すでに販売を終了しているものもあります。詳細は、各商品の写真の下のURLでご確認下さい(当サイトでは販売していません)。
Ciliegia*GALLERYさんの作品「和*小さな椿のピアス」
https://minne.com/@petiteallure
このピアスを耳につけると耳元で葉っぱが揺れます。カジュアルな雰囲気でいつも身につけていたいです。
*現在このピアスは販売していません。
MINAMINA GALLERYさんの作品「白椿のピアス」
https://minne.com/@minamina-hir
透明感があり、夏にワンピースや浴衣に合うピアスです。
つまみ細工 花色小町さんの作品「雪椿ピアス つまみ細工」
https://minne.com/@komachi-8716
このピアスは、布地をつまんで作る「つまみ細工」の技法を用いて作られています。つまみ細工は江戸時代から続く伝統工芸です。着物にも合うピアスです。
ARICEMARY’S GALLERYさんの作品「白椿のつまみ細工髪飾り」
https://minne.com/@aricemary
筆者はお願いして、髪飾りとブローチを作ってもらいました。
上の写真は正絹羽二重、下の写真は白椿は一越ちりめんを使い、「つまみ細工」の技法も用いて作られています。つまみ細工は江戸時代から続く伝統工芸です。正絹の正絹羽二重は光沢感がありフォーマルな洋装に、一越ちりめんの白椿は和装に合いそうです。
*現在この髪飾りは販売していません。
韓国宝城郡にある「韓国茶博物館」のショップでは、白だけでなくピンク、青や赤色のお茶の花のブローチが販売されていました
お茶染めのスーツと白椿のブローチ