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煎茶の荒茶
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
不発酵茶
煎茶 の荒茶
蒸し時間:普通蒸しは約30〜50秒、深蒸しは約60〜120秒
産地:日本各地の茶産地
風味・香りなど:仕上げ茶と比較すると、荒茶は生葉の香りと味が強いです。
荒茶は、お茶の生葉を茶産地の製茶工場で加工した一次加工した、仕上げ加工する前のお茶です。仕上げ茶と比べると、荒茶の茶葉の形状は不揃いで、含有水分が多いです。
荒茶は仕上げ加工をし、商品になります。
荒茶は粗製品、粗茶、原茶、そして仕上げ加工は再製加工、仕上げ茶は再製仕上げ茶とも呼ばれます。
仕上げ加工と仕上げ茶
仕上げ加工では、茎、古葉、粉茶などを取り除き、茶葉の形やサイズを揃え、再乾燥し茶葉の含有水分を5%以下にします。そして再火入れをし、香りをうま味を出します。
同じ荒茶でも、仕上げ加工により、仕上げ茶の香りや風味が違います。
これまでは通常、生産農家が荒茶を作り、茶商が荒茶を購入し仕上げ加工を行い、お茶を販売していました。しかし、最近では、仕上げ加工まで行い販売する生産農家も増えてきました。
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「煎茶 (普通蒸し)(日本)」「煎茶 (深蒸し)(日本)」
参照:
日本茶業学会 茶の科学用語辞典(第3版)編集委員会(2021) 茶の科学用語辞典(第3版) 日本茶業学会
高野實、谷本陽蔵、富田勲、中川致之、岩浅潔、寺元益英、山田新市 執筆 (社)日本茶業中央会監修 (2005) 緑茶の事典 改定3版 柴田書店
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。