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TYPES OF TEA 世界中のお茶を紹介しています。 ※本サイトは、オンラインショップではありません。

黒茶

東アジア

邦丙普洱(プーアル)生茶(中国)

お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。

黒茶
後発酵茶
普洱(プーアル)生茶:プーアル茶には熟茶と生茶があります。熟茶は人工的に茶葉を発酵させ、生茶は時間をかけ自然発酵させたものです。
プーアルは数十年以上の古茶樹の茶葉で作られているものが多くあります。古茶樹の茶葉で作ったプーアル茶は、喉越しが良く、何煎でも淹れることができるそうです。
小餅茶:小さいサイズの餅茶。餅茶は緊圧茶(固形茶)の一つで、茶葉を円盤型に固めています。
邦丙普洱茶は、雲南省小さな村、邦丙村で作られるプーアル茶です。
産地:中国雲南省臨滄市邦丙茶区
茶葉の形状・色:長く撚りがあり黄土色。
水色:黄金色
風味・香りなど:緑茶の良さと発酵茶の良さを合わせたようなお茶です。花の蜜のような甘い香りがします。ほのかな甘味と苦味があり、まろやかな味わいです。
淹れ方:
1. 目打ちのような普洱茶針などで、餅茶を削り茶葉を用意します。
2. 茶壺(急須)にお湯を入れ、そのお湯を茶杯(湯呑) に注ぎ、茶壷と茶杯を温めます。
3. 削った茶葉を茶壺に入れ、熱いお湯を注ぎ淹れたお茶を捨てます。
この一煎目のお茶を捨てる工程を「洗茶」と言います。保存期間が長い黒茶は一煎目を捨てることで、味をスッキリさせまた茶葉を開きやすくします。二煎目から茶杯に入れて飲みます。好みの浸出時間にし、自分の好きな濃さにします。

歴史:

雲南省中华普洱茶博覧苑(中国洱茶博覧苑)(2019年12月)

雲南省中华普洱茶博覧苑(中国洱茶博覧苑)(2019年12月)

サイト内関連記事「世界のお茶 中国」「世界農業遺産プーアルの伝統的茶農業

参照:
工藤佳治、兪向紅 著 中国茶図鑑(2017) 第6版発行 文春新書
工藤佳治主編者(2007) 中国茶事典(初版) 勉誠出版
国際共同制作NHK/KBS(韓国) 茶馬古道 もう一つのシルクロード NHKエンタープライズ 2009

*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。