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インド アッサム 紅茶CTC
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
この記事の写真はインドアッサム産の紅茶です。同じCTCの紅茶でも、生産地によって茶葉の色や味は少しずつ違います。
紅茶
完全発酵茶
CTCBOP:CTC製法で作られたBOP
CTCは、「Crush 潰す、Tear ひき裂く、Curl 丸める」の略語で、2つの大きなローラーが備わったCTC機を使って作る紅茶の製法です。CTC機は1930年代に考案されました。CTC機のローラーで葉をつぶし切断し、粒状に丸める処理をします。CTC製法では葉が細断されるためオーソドックス製法と比べ発酵時間が短く、効率よく大量に紅茶を作ることができます。
CTC製法の茶葉は、小さい丸いコロコロした形です。BOP (Broken Orange Pekoe ブロークンオレンジぺこ)は、CTC製法の茶葉の中では比較的大きいサイズです。
産地:インドアッサムなど
CTC製法の紅茶は、インドだけでなく、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、アフリカなど世界各地で作られています。
茶葉の形状・色:小さい粒状で濃い焦茶色、オレンジ色の茶葉も含まれています。
水色 (すいしょく):透明、濃い朱色
風味・香りなど:香りはあまり感じられないが、渋味と苦味があり、ミルクティーやチャイにして飲むのがおすすめです。
写真の使用茶葉
茶葉と浸出液:Selectea http://www.selectea.co.jp
サイトCHAMART内記事「世界のお茶 インド」
参照:
荒木安正、松田昌夫著(2002) 紅茶の事典 初版 柴田書店
大森正司、阿南豊正、伊勢村護、加藤みゆき、滝口明子、中村羊一郎編(2017) 茶の事典 初版第一刷 朝倉書店
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。