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日本
加賀棒茶(日本石川県)
お茶は、緑茶、白茶、黄茶、青茶(烏龍茶)、紅茶、黒茶の6つに分類されます。本サイトでは、CHAMARTが出会ったさまざまなお茶を紹介しています。
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加賀棒茶
加賀棒茶は、お茶の葉ではなく、主に茎の部分を焙じたほうじ茶です。石川県加賀市の丸八製茶場で作られる加賀棒茶は、昭和天皇に献上されたことから「献上加賀棒茶」と呼ばれています。
茶葉の形状・色:茶葉ではなく茎なので棒状で明るめの茶色
風味・香りなど:一般的な葉のほうじ茶とは違い、加賀棒茶は渋味が少なく、上品で香ばしい香りとスッキリした味わいです。
歴史:江戸時代から昭和初期頃まで加賀市でもお茶が栽培され、アメリカに輸出されていました。
お茶の葉は煎茶として分別され、茎部分は地元の人たちの普段使いのお茶として飲まれていました。加賀棒茶は、茎茶の風味を増すために焙煎されたものです。
昭和58年(1983)に、全国植樹祭で昭和天皇が石川県を訪れた際に、加賀棒茶が献上され、翌年「献上加賀棒茶」として販売されるようになりました。
飲み方:高温のお湯でさっと淹れます。
写真の使用茶葉
茶葉と浸出液:丸八製茶場 献上加賀棒茶
サイトCHAMART内記事「日本のお茶 石川県」
参照:丸八製茶場 https://www.kagaboucha.co.jp
*本サイトでは、CHAMARTが実際に飲んだお茶を紹介しています。各記事は、執筆者の個人的な経験や感じたことなども表現されており、記事内のお茶の全てを表すものではありません。