博物館 & 公園
霧の森 新宮茶ミュージアム(愛媛県四国中央市)
名称:霧の森 新宮茶ミュージアム
所在地:
愛媛県四国中央市新宮町馬立4491-1
霧の森
入館料:無料
駐車場:あり
交通・アクセス:
開館時間、アクセス等その他詳しい情報は、霧の森のサイトでご確認下さい。
霧の森・霧の高原URL:https://www.kirinomori.co.jp/
新宮茶ミュージアムは、新宮茶の産地・四国中央市新宮町にある「霧の森」内の小さなミュージアムです。
「霧の森・霧の高原」は株式会社やまびこが運営する、新宮茶と自然を満喫できる大型観光施設です。霧の森には、カフェ、 菓子工房、レストラン、茶室、コテージ、温泉施設、資料館、広場などがあります。茶室では、さまざまな新宮茶の体験コース(有料)を提供しています。
新宮茶ミュージアムは、新宮茶の歴史、栽培方法、四国のお茶、お茶の製造方法などを紹介しています。規模は小さいですが、新宮茶について学ぶことができます。
新宮茶
新宮茶(煎茶)は浅蒸しで、香り高く、ほどよい苦味のある味わい深いお茶です。煎茶だけでなく、抹茶、ほうじ茶、紅茶なども作っています。
愛媛県四国中央市新宮町は、山に囲まれ朝晩の寒暖差が大きく、清流・銅山川と馬立川が流れ、霧が発生しやすい、お茶の栽培に適した土地です。この地域にはもともとヤマ茶(野生のお茶)が自生しており、昭和27年(1952)から本格的な茶栽培が始まりました。
地域で取り組む無農薬茶作り
昭和50年(1975)頃、脇製茶場 脇博義氏は肥料も農薬も使用しないヤマ茶に着目します。そして、茶畑の害虫を食べる益虫を生かし無農薬栽培を始めます。昭和58年(1983)に博義氏は新宮村(現・新宮町)の茶農家に無農薬栽培を呼びかけ、昭和60年(1985)から、村ぐるみによるお茶の無農薬栽培が始まりました。
また、化学肥料は最小限にとどめ有機肥料を使っています(農薬と化学肥料を使わない生産者もいます)。刈り取ったカヤを茶畑の畝間に敷くことも行われています。
*カヤ(茅・萱):ススキ、ヨシ、チガヤなどイネ科の多年草の別称です。
霧の森で、新宮茶を飲んで、食べて、体験する
霧の森には、新宮茶を楽しめる施設がたくさんあります。
2023年1月訪問時の情報
最新情報等は、霧の森のサイトでご確認下さい。
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参照:
新宮茶ミュージアム展示パネル 希少の一服〜「安全で安心して飲める無農薬づくり」〜