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特集

松下智「茶の原産地を探るー6 ミャンマー(ビルマ)の茶」

お茶研究家・松下智氏による計7回に渡る「茶の原産地を探る」

第6回目 ミャンマー(ビルマ)の茶
ミャンマーも古くから中国との関わりがあり、国境も接している。
茶に関しても、中国雲南省西部山地の諸民族との関わりで、早くから茶の利用が伝えられており、その一つが食べるお茶「ラペソー」として広く知られている。茶の葉を蒸してから漬物として、その茶を細かく搗(つ)きくだいたものを食べる。食べるときに、小エビ、落花生などの「具」を茶の葉に合わせて食べる。
茶が雲南省西双版納の民族から伝えられたようだが、ミャンマー固有の「食べる茶」としての伝統は、パラウン族の伝統のようである。私たち日本人の嗜好にはあまり合わないが、茶の味わい楽しみとしては、一味違った特有の香味がある。

ミャンマーの食べるお茶  写真提供:松下智

1. まえがき
2. 東南アジア・日本の茶
3. 韓国の茶
4. 中国の茶
5. ベトナムの茶
6. ミャンマー(ビルマ)の茶
7. アッサムのお茶 

お茶研究家 松下智
松下氏は60年以上、国内外の茶産地を訪ね、お茶の歴史・喫茶文化など研究を続けています。愛知大学で教授を務め、退官後もお茶の原産地の研究を続け2010年には調査のためラオスを訪問しました。「日本名茶紀行」(雄山閣出版)、「茶の民族誌」(雄山閣出版)、「茶の原産地紀行」(淡交社)、アッサム紅茶文化史 (生活文化史選書)など、松下氏のお茶に関する著書は多数あります。

松下智氏
袋井市茶文化資料館(2021年12月)

1930年 長野県生まれ
1970年 茶の文化振興のために社団法人「豊茗会」を設立
1998年 愛知大学国際コミュニケーション学部教授に就任
2003年 O-CHAパイオニア賞 受賞/学術研究大賞 受賞
2016年 茶道具類・研究資料を静岡県袋井市に寄贈
2019年 ふじのくに茶の都ミュージアム客員研究員
2024年 全国税理士共栄会文化財団「人と地域の文化賞」
現在 ~ 松下コレクションを活かす会 名誉会長、袋井市茶文化資料館 名誉館長

現在、松下氏は袋井市茶文化資料館の名誉館長として土曜日に来館されています(来館されない日もあります)。袋井市茶文化資料館には松下氏がこれまでのお茶の調査・研究で収集した国内外の茶器、お茶、書籍、写真など約2千点が展示されています。
松下氏の来館日は静岡県袋井市茶文化資料館のサイトまたはFacebookでご確認下さい。

静岡県袋井市茶文化資料館 
https://fukuroi-tyabunkashiryokan.jp

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