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特集

松下智「茶の原産地を探るー2 韓国の茶」

お茶研究家・松下智氏による計6回に渡る「茶の原産地を探る」

第2回目  韓国の茶
韓国は、中国大陸に結ばれており、日本の自然と異なり冬期の雨がなく、低温、乾燥の冬期があり、南部の全羅南道と慶尚南道が茶産地となっている。
この茶産地は、中国と陸続きとあって日本より早くから茶が伝えられており、高麗前期にそれも遠方への運搬が楽になるように「銭団茶」が伝えられていた。
中国の銭団茶は、漢代末頃から唐代(700から800年)に作られており韓国へもその頃から伝えられたのではないかと考えられる。

韓国の銭団茶 写真提供:松下智

中国の銭団茶は、日本には伝えられていないわけで、韓国の茶史の吟味が必要に思える。
日本では「韓国には茶がない」と言われてきたが、韓国の茶は仏教と共に伝来されており、その仏教が儒教に変わった時に、茶は仏教と共に山地へ移動させられ、茶も共に移動し、広く一般には消えていったようである。現在は、近代的茶業への発展しており済州島にも近代的茶業開発が発展している。

まえがき
1. 東南アジア・日本の茶
2. 韓国の茶
3. 中国の茶
4. ベトナムの茶
5. ミャンマー(ビルマ)の茶
6. アッサムのお茶
おわりに

お茶研究家 松下智
60年以上、国内外の茶産地を訪ね、お茶の歴史・喫茶文化など研究を続ける。愛知大学で教授を務め、退官後もお茶の原産地の研究を続け2010年には調査のためラオスを訪問。「日本名茶紀行」(雄山閣出版)、「茶の民族誌」(雄山閣出版)、「茶の原産地紀行」(淡交社)、「アッサム紅茶文化史」 (生活文化史選書)など、松下氏のお茶に関する著書は多数あり。

松下智氏
袋井市茶文化資料館(2021年12月)

1930年 長野県生まれ
1970年 茶の文化振興のために社団法人「豊茗会」を設立
1998年 愛知大学国際コミュニケーション学部教授に就任
2003年 O-CHAパイオニア賞 受賞/学術研究大賞 受賞
2016年 茶道具類・研究資料を静岡県袋井市に寄贈
2019年 ふじのくに茶の都ミュージアム客員研究員
現在 ~ 松下コレクションを活かす会 名誉会長、袋井市茶文化資料館 名誉館長

現在、松下氏は袋井市茶文化資料館の名誉館長として土曜日に来館されています(来館されない日もあります)。袋井市茶文化資料館には松下氏がこれまでのお茶の調査・研究で収集した国内外の茶器、お茶、書籍、写真など約2千点が展示されています。
松下氏の来館日は静岡県袋井市茶文化資料館のサイトまたはFacebookでご確認下さい。
静岡県袋井市茶文化資料館 https://fukuroi-tyabunkashiryokan.jp
https://www.facebook.com/松下コレクションを活かす会袋井市茶文化資料館-375990012866009/

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